い‐おん【遺恩】
故人の残した恩恵。故人から受けた恵みや情け。
いちごん‐ほうおん【一言芳恩】
ひとこと声をかけてもらったことに恩を感じて、その人に従い仕えること。
うみ‐の‐おん【生みの恩/産みの恩】
自分を生んでくれた親の恩。
生(う)みの恩(おん)より育(そだ)ての恩(おん)
「生みの親より育ての親」に同じ。
おん【恩】
人から受ける、感謝すべき行為。恵み。情け。「—を施す」
おん【恩】
[音]オン(呉)(漢) [学習漢字]6年 めぐみ。いつくしみ。情け。「恩愛(おんあい・おんない)・恩恵・恩師・恩賜・恩赦・恩情・恩人・恩寵(おんちょう)・恩典/感恩・旧恩・君恩・厚恩・高恩・鴻恩...
か‐おん【加恩】
禄などを増し与えること。また、恩恵を与えること。「御—ヲナサレタ」〈日葡〉
か‐おん【家恩】
1 家から受ける恩恵。「—を受ける」 2 ある家、一族に与えられる恩恵。〈日葡〉
かん‐おん【感恩】
[名](スル)人の好意や恩義に感謝すること。「その女児の眼眶(がんきょう)に—の涙浮めるを見しとて」〈中村訳・西国立志編〉
き‐おん【棄恩】
仏語。真理の道に入るため、父母の恩を捨てて世俗への執着を断つこと。