いきみ【息み】
1 いきむこと。 2 陣痛。「一刻毎に其の—が強くなるばかり」〈花袋・妻〉
いき・む【息む】
[動マ五(四)]息を詰め、腹に力を入れて力む。「顔をまっ赤にして—・む」
息(いき)も絶(た)え絶(だ)え
いまにも呼吸が止まりそうなようす。「—に、やっとたどり着く」
いき‐やすめ【息休め】
仕事の間にひといき入れること。息継ぎ。
息(いき)を入(い)・れる
仕事などの中途で休憩する。ひと休みする。「ここらでちょっと—・れよう」
息(いき)を切(き)ら・す
運動などをして、せわしく呼吸をする。「—・して駆け戻る」
息(いき)を凝(こ)ら・す
呼吸を抑えてじっとしている。息を詰める。「—・して見つめる」
息(いき)を殺(ころ)・す
呼吸の音もさせないで、じっとしている。「—・して物陰にひそむ」
息(いき)を吐(つ)・く
1 ためていた息をはく。大きく呼吸をする。 2 苦しみや緊張から解放される。ほっとする。「多忙で—・く暇もない」
息(いき)を継(つ)・ぐ
1 息継ぎをする。 2 休息する。息を入れる。「—・ぐ間もなく次の仕事に取りかかる」