い‐えつ【怡悦】
[名](スル)喜び楽しむこと。「—せしむべき句ぞとおもいしものは、今は人々の一顧にだに価せざらんとす」〈鴎外訳・即興詩人〉
えつ【悦】
喜ぶこと。うれしがること。
えつ【悦】
[常用漢字] [音]エツ(漢) [訓]よろこぶ よろこぶ。よろこび。「悦楽/喜悦・恐悦・法悦・満悦・愉悦」 [名のり]のぶ・よし
かん‐えつ【感悦】
非常に感動してうれしく思うこと。「誠に天下の重宝なりと—して」〈太平記・二八〉
き‐えつ【喜悦】
[名](スル)心からよろこぶこと。大きなよろこび。「—の声を上げる」
きょう‐えつ【恐悦/恭悦】
[名](スル) 1 相手の好意などを、もったいなく思って喜ぶこと。多く、感謝の意を表すときに用いる語。「—至極に存じます」 2 非常に喜ぶこと。「唐人船も行くえ知れずになって、まずまず—だ」〈藤...
きん‐えつ【欣悦】
[名](スル)喜ぶこと。欣喜。「啓すれば、王斜めならず—し」〈読・弓張月・続二〉
しょく‐えつ【食悦】
食べたいと思うものを食べて喜ぶこと。また、その喜び。食道楽。「のぞみ次第の—さすべし」〈浮・置土産・一〉
ぜん‐えつ【禅悦】
仏語。禅定(ぜんじょう)に入った心の喜び。「法喜—」
たい‐えつ【大悦】
大きな喜び。大喜び。「—至極に存じます」