あいとにんしきとのしゅっぱつ【愛と認識との出発】
倉田百三の論文集。大正10年(1921)刊。若者が自利と他利との対立に悩み、思想的精進の結果、宗教的ヒューマニズムに至る過程を描く。
頭(あたま)が重(おも)・い
1 頭が重苦しく感じられ、すっきりしない。「寝不足で—・い」 2 悩みごとがあって、気分が晴れない。気が重い。
頭(あたま)を抱(かか)・える
心配な事や悩み事などがあって、思案に暮れる。「山積する課題に—・える」
あや‐め【文目】
1 織物や木目(もくめ)などに現れた模様。いろどり。あや。 2 (多くはあとに「知らず」「分かず」「見えず」などの語を伴って用いる) ㋐物の区別。見分け。けじめ。「—も知れない闇の中から、硫黄が...
あん‐うん【暗雲】
1 真っ黒な雲。今にも雨や雪が降りだしそうな気配のある暗い雲。「—が垂れ込める」 2 戦争などの危機が迫りくる気配。「国際情勢に—が漂う」 3 心を覆い閉ざしている苦しみや悩み。「—が一挙にはれる」
い・える【癒える】
[動ア下一][文]い・ゆ[ヤ下二] 1 病気・傷などが治る。治癒する。「病が—・える」 2 悲しみ・苦しみ・悩みなどが消える。「心の傷が—・える」
い‐おう【医王】
1 《医師が病人を救うように、仏法を説いて人の悩みをいやすところから》仏・菩薩(ぼさつ)のこと。 2 薬師如来の異称。
生(い)き死(し)にの二(ふた)つの海(うみ)
仏語。生と死のある現世の悩みのたとえ。生死(しょうじ)の海。「—を厭(いと)はしみ潮干の山を偲(しの)ひつるかも」〈万・三八四九〉
い‐しゅ【意趣】
1 恨みを含むこと。また、人を恨む気持ち。遺恨(いこん)。「—を晴らす」 2 心の向かうところ。意向。「格調高雅、—卓逸」〈中島敦・山月記〉 3 無理を通そうとすること。意地。「二人はわざと—に...
いたみ【痛み/傷み】
1 病気や傷などによる肉体的な苦しみ。「腰に—が走る」「傷の—」 2 精神的な苦しみ。悩み。悲しみ。「胸の—をいやす」 3 (傷み)器物などの損傷。破損。「家の—がひどい」 4 (傷み)食物、特...