いくたましんじゅう【生玉心中】
浄瑠璃。世話物。三段。近松門左衛門作。正徳5年(1715)大坂竹本座初演。遊女おさがと茶碗屋嘉平次の生玉神社での情死事件を脚色したもの。
いくやく【育薬】
医薬品の販売後、副作用や効能などに関する情報を収集・評価し、有効性や安全性をより高める取り組み。厚生労働省は製薬会社に原則8年間の製造販売後調査をすることを義務付けている。
いくら‐なんでも【幾ら何でも】
[連語]どのような事情があろうとも。理由がどうであれ。「—ひどすぎる」
いけ◦ない
[連語]《動詞「い(行)ける」の未然形+打消しの助動詞「ない」》 1 「悪い」の遠回しな言い方。 ㋐人のしたことなどに対して非難するさま。感心できない。よくない。「いたずらばかりして、—◦ない子...
いげち‐な・い
[形][文]いげちな・し[ク]《近世語》 1 人情味がない。薄情である。「—・い、埒(らち)の明かぬ」〈浄・万古将軍唐日記〉 2 厚かましい。貪欲である。「酒呑童子(すってんどうし)の眷属か、—...
いこく‐じょうちょ【異国情緒】
《「いこくじょうしょ」の慣用読み》「異国情調」に同じ。「—を味わう」
いこく‐じょうちょう【異国情調】
外国の風物がつくり出す雰囲気。異国情緒。 [補説]昭和前期まで「異国情調」が、昭和後期からは「異国情緒」が一般に使われだした。
い‐さい【委細】
1 細かく詳しいこと。詳しい事情。詳細。「—は面談の上で」 2 (副詞的に用いて)細かいことまですべて。万事。「—承知した」
委細(いさい)構(かま)わず
事情がどうあろうとも、それにはかかわらず。遠慮なく。「—実行する」
いさ‐くさ
1 いざこざ。もめごと。「今度はどうかこうか折り合いがついて、体(たい)した—もないようです」〈三重吉・小鳥の巣〉 2 (副詞的に用いて)ぐずぐず。つべこべ。「そんな人達に会って—口をきくよりも...