もの‐めか・し【物めかし】
[形シク]目に立つ感じである。「ゆゑある人の首途(かどで)するにも似たりと、いと—・しく覚えられけれ」〈笈の小文〉
や‐か
[接尾]名詞、形容詞の語幹、擬声語・擬態語など、状態を表す語に付いて形容動詞の語幹をつくる。いかにもそのようなようすである、いかにもそのような感じがする、という意を表す。「はな—」「しめ—」「お...
役者(やくしゃ)に年(とし)なし
役者は気が若く、どんな年齢の役でも巧みに演じる。また、役者は年齢を感じさせないで、いつまでも若い。
やく‐やく【躍躍】
[ト・タル][文][形動タリ]こおどりするさま。また、おどりたつほど生き生きとしたさま。「—たる畏友の面目を感じ」〈啄木・雲は天才である〉
やさし・い【優しい】
[形][文]やさ・し[シク]《動詞「痩(や)す」の形容詞化で、5が原義》 1 姿・ようすなどが優美である。上品で美しい。「—・い顔かたち」「声が—・い」 2 他人に対して思いやりがあり、情がこま...
やさし‐が・る【優しがる】
[動ラ四] 1 恥ずかしそうにする。「気色(けしき)ばみ、—・りて、知らずとも言ひ」〈枕・四六〉 2 優美に感じる。心にくく思う。「女をば皆いとほしがり—・りけり」〈宇治拾遺・七〉
やせい‐てき【野性的】
[形動]野性を感じさせるさま。粗野であるが生命力に満ちているさま。「—な風貌(ふうぼう)」
やぼ‐くさ・い【野暮臭い】
[形][文]やぼくさ・し[ク]いかにもやぼな感じである。「—・い身なり」
やぼっ‐た・い【野暮ったい】
[形]やぼな感じだ。あかぬけない。「—・い服装」 [派生]やぼったさ[名]
やまし・い【疚しい/疾しい】
[形][文]やま・し[シク]《動詞「や(病)む」の形容詞化》 1 良心がとがめる。後ろめたい。「何も—・いことはしていない」 2 病気であるような気がする。気分が悪い。〈和英語林集成〉 3 不満...