こうせき‐りだつ【皇籍離脱】
皇族がその身分を離れて一般国民となること。皇族の女性(内親王)が一般の国民である男性と結婚して、皇族の身分を離れることなど。一般の戸籍を作り、一般国民の権利を持つ。賜姓降下。旧憲法下では臣籍降下...
こうそ‐いん【控訴院】
明治憲法下で、大審院の下級、地方裁判所の上級にあった裁判所。現在の高等裁判所にあたる。
こう‐ふ【公布】
[名](スル) 1 一般に広く知らせること。弘布。「訳者は原書を訳して世に—し」〈福沢・文明論之概略〉 2 成立した法令・条約などの内容を広く一般国民に知らせるために公示すること。ふつう、官報に...
こうふくついきゅう‐けん【幸福追求権】
個人が幸福を追求する権利。憲法は、公共の福祉に反しない限り、最大の尊重を必要とする権利であるとしている。→日本国憲法第13条
こう‐ほう【公法】
公的な関係を規律する法の総称。権力関係や公益に関する法をいう。憲法・行政法・刑法・訴訟法・国際法など。⇔私法。
こうみんけん‐うんどう【公民権運動】
米国の黒人が、人種差別の撤廃と、憲法で保障された諸権利の適用を求めて展開した運動。キング牧師が活躍。1954年に最高裁で、公立学校の人種分離教育への違憲判決が下されたのを機に高まりを見せ、196...
こう‐り【公吏】
明治憲法下の地方公共団体の職員。現在の地方公務員。
こう‐わ【講話】
[名](スル)ある題目について、大勢の人にわかりやすく講義をすること。また、その話。「憲法について—する」
こくさいきょうちょう‐しゅぎ【国際協調主義】
自国の利益のみを追求するのではなく、国際社会の中で諸外国と友好的に協力しながら、課題に対処し、共存していこうという考え方。日本国憲法の基本原理の一つ。
こくじ‐こうい【国事行為】
日本国憲法の定めるところにより、天皇が内閣の助言と承認によって行う国事に関する形式的・儀礼的な行為。法律などの公布、国会の召集、衆議院の解散、国務大臣の任免の認証、栄典の授与など。→公的行為 →...