こん【懇】
[常用漢字] [音]コン(呉)(漢) [訓]ねんごろ 真心がこもること。ねんごろ。「懇願・懇親・懇切・懇談・懇望/昵懇(じっこん)・別懇」
こん‐い【懇意】
[名・形動] 1 親しく交際していること。仲よくつきあうこと。また、そのさま。「一〇年来—にしている」「—な間柄の人」 2 親切な心。「御—の段忝存まする」〈伎・幼稚子敵討〉
こん‐がん【懇願/悃願】
[名](スル)ねんごろに願うこと。ひたすらお願いすること。「留学させてくれるよう親に—する」
こん‐こん【懇懇/悃悃】
[ト・タル][文][形動タリ]心の込もったさま。また、心を込めて丁寧に説くさま。「—とさとす」
こん‐し【懇志】
1 親切で行き届いたこころざし。ねんごろな心。厚志。 2 信徒が寺に米や銭をささげること。また、その米や銭。
こん‐しょ【懇書】
親切丁寧な手紙。心のこもった手紙。また、相手を敬ってその手紙をいう語。「ご—を賜りまして」
こん‐しん【懇親】
[名・形動] 1 ねんごろで親しいこと。また、そのさま。親切。じっこん。「—にお交際(つきあい)したい」〈福沢・福翁自伝〉 2 親しく交際すること。親しみ合うこと。親睦(しんぼく)。「メンバーの...
こんしん‐かい【懇親会】
参加した人々が互いに知り合い、また、親しみを深めるための会。飲食を伴うことが多い。親睦会。
こん‐じょう【懇情】
親切で真心を尽くした心くばり。こんせい。「ご—、肝に銘じております」
こん‐せい【懇情】
⇒こんじょう(懇情)