プトレマイオス‐の‐ていり【プトレマイオスの定理】
円に内接する四角形の辺の長さについての定理。四角形ABCDに対し、AC・BD=AD・BC+AB・DCが成り立つ。すなわち、対角線の積は対辺の積の和に等しいことを意味する。古代ギリシャのプトレマイ...
ベルヌーイ‐の‐ていり【ベルヌーイの定理】
粘性のない流体の定常流では、流線に沿って単位面積当たりのエネルギー保存の法則が成り立つという定理。流速・圧力・密度・高さの関係式で表される。1738年にD=ベルヌーイが発表。
ほうがん‐かんけい【包含関係】
ある集合が他の集合の部分集合であるとき、二つの集合の間に成り立つ関係。
ほうがんてき‐ろんりわ【包含的論理和】
《inclusive OR》論理演算の一で、論理和のこと。二つの命題pとqの両方が「真」であっても成り立つ。どちらか一方の命題が「真」であるときだけ成り立つ排他的論理和との違いを明示する際に用い...
ホモロジー【homology】
異種の生物間に成り立つ形態的に等しい構造関係。例として、鳥の翼とコウモリの翼手があげられる。相同。相同性。
ボーデ‐の‐ほうそく【ボーデの法則】
太陽から惑星までの平均距離に関する経験的法則。太陽から水星までの距離を4とすると、その外側にある惑星までの距離は、順に、3の1倍・2倍・4倍・8倍・16倍などに4を加えた数字になるというもの。天...
ポアソン‐の‐ほうそく【ポアソンの法則】
熱力学の法則の一。理想気体を断熱変化させたとき、圧力Pと体積Vの間に、PVγが一定という関係式が成り立つ。γは比熱比。
まく‐へいこう【膜平衡】
半透膜などを隔てて、コロイド電解質あるいは高分子電解質の溶液が低分子電解質と接するときに成り立つ平衡。イオン交換膜や生体膜でみられ、膜の両側で電位差を生じる。英国の物理化学者ドナン(F.G.Do...
マッハ‐えんすい【マッハ円錐】
音速以上で飛行する物体が発する音波がなす、円錐(えんすい)形の波面。円錐の半頂角をα、音速をc、物体の移動速度をv、マッハ数をMとすると、sinα=1/Mという関係式が成り立つ。
もっ‐けい【黙契】
[名](スル)無言のうちに合意が成り立つこと。また、その合意。「互に—する処があるらしく」〈荷風・つゆのあとさき〉