しょう‐かい【性戒】
仏語。在家・出家を問わず、行為それ自身が本質的に罪悪であるとして禁じた戒律。殺生戒・偸盗(ちゅうとう)戒・邪淫戒・妄語戒など。
しん‐かい【新戒】
初めて戒を受けた沙弥(しゃみ)。
じ‐かい【持戒】
仏語。戒を堅く守ること。六波羅蜜(ろくはらみつ)の一。⇔破戒。
じ‐かい【自戒】
[名](スル)自分の言動を自分でいましめ慎むこと。「おごり高ぶらないように—する」
じっ‐かい【十戒/十誡】
1 (十戒)仏語。 ㋐沙弥(しゃみ)・沙弥尼の守らなければならない10の戒め。不殺生・不偸盗(ふちゅうとう)・不淫・不妄語・不飲酒(ふおんじゅ)・不塗飾香鬘(ふとしょくこうまん)・不歌舞観聴・不...
じゃいん‐かい【邪淫戒】
仏語。五戒の一。夫婦間以外の性行為や、夫婦間でも正常でない性行為を禁じたもの。
じゅう‐じゅうきんかい【十重禁戒】
仏道修行のうえで、菩薩(ぼさつ)の守らなければならない10の重要な戒律。顕教では、梵網経に説く、不殺・不盗・不淫・不妄語・不酤酒・不説四衆過・不自讃毀他・不慳惜加毀・不瞋心不受悔・不謗三宝の十戒...
じゅうぜん‐かい【十善戒】
十善を守るための戒律。十戒。
じゅ‐かい【受戒】
[名](スル)出家または在家の信者が、仏の定めたそれぞれの戒律を受けること。
じゅ‐かい【授戒】
[名](スル)仏門に入る者に師僧が戒律を授けること。