せつ【截】
[音]セツ(漢) [訓]たつ きる ずばりとたち切る。「截然・截断/断截・直截・半截」 [補説]「截」を「サイ」と読むのは「裁」などとの混同による。
せつ‐ぜん【截然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 物事の区別がはっきりしているさま。「—と区切る」 2 がけや岩壁などが切り立っているさま。「—たる山岳地帯」
せつ‐だん【切断/截断】
[名](スル)物をたちきること。切り離すこと。「台風で電線が—される」
せつだん‐げん【截断言】
国文法でいう終止形の古い言い方。東条義門の用語。
たち‐き・る【断(ち)切る】
[動ラ五(四)] 1 (「裁ち切る」「截ち切る」とも書く)刃物などで切りはなす。「布を半分に—・る」 2 かかわりやつながりを切って、関係をなくす。「腐れ縁を—・る」「未練を—・る」 3 さえぎ...
た・つ【裁つ/截つ】
[動タ五(四)]《「絶つ」と同語源》紙や布などを、ある寸法に切る。特に、衣服に仕立てるために型に合わせて布地を切る。「生地を—・つ」