はん【藩】
[常用漢字] [音]ハン(漢) 1 まがき。垣根。「藩屏(はんぺい)・藩籬(はんり)」 2 垣根のように王室を守る諸侯。「藩翰(はんかん)」 3 江戸時代、大名の領地や統治機構。「藩士・藩主/小...
はん‐い【藩医】
江戸時代、藩に仕えた医者。
はんかちょう【犯科帳】
江戸時代の長崎奉行所の判決記録。145冊。寛文6年(1666)から慶応3年(1867)の200年間にわたる記録。
はんかんぷ【藩翰譜】
江戸中期の歴史書。13巻。新井白石著。元禄15年(1702)成立。慶長5年(1600)から80年間の、諸大名337家の由来と事績を集録し、系図をつけたもの。
はん‐がみしも【半上下/半裃】
江戸時代、武家の出仕服。肩衣(かたぎぬ)に同じ色の半袴(はんばかま)をつけるもの。御目見(おめみえ)以下の武士が着用し、庶民も礼服として用いた。
ハンガー‐ドア
《(和)hanger+door》天井に取り付けたレールに引っ掛け、間仕切りなどに使う吊(つ)り戸。
はんきゅう‐でんてつ【阪急電鉄】
大阪府・京都府・兵庫県に路線をもつ電鉄会社。また、その鉄道。大阪市の梅田から神戸・京都・宝塚に至る三つの本線を中心として営業。明治40年(1907)箕面(みのお)有馬電鉄として創立。大正7年(1...
ハンケチ【手巾】
芥川竜之介の短編小説。大正5年(1916)10月、雑誌「中央公論」に発表。新渡戸稲造の著作「武士道」の流行に対する芥川の冷笑的なスタンスを示す作品。
はん‐げんぷく【半元服】
江戸時代、本元服の1、2年前に行った略式の元服。
はん‐こう【版行/板行】
[名](スル) 1 書物や文書などを印刷して発行すること。刊行。「江戸末期に—された名所図絵」 2 印判。はん。はんこ。「丸で—におした様な事をぺらぺらと一通り述べたが」〈漱石・野分〉 [アクセ...