ひゃくしょう‐いっき【百姓一揆】
江戸時代、農民が領主・代官の悪政や過重な年貢に対して集団で反抗した運動。暴動・強訴(ごうそ)・越訴(おっそ)・逃散(ちょうさん)・打ち毀(こわ)しなど種々の形をとった。
ひゃくしょう‐おうらい【百姓往来】
往来物の一。江戸時代、農民の子供に文字や知識を教えるために作られた教科書。
ひゃくしょう‐だい【百姓代】
江戸時代、地方(じかた)三役の一。中期以降に登場し、村民代表として名主(なぬし)・組頭による村政運営を監視する立場にあった。
ひゃくにじゅう‐り【百二十里】
江戸から京都までの大体の里数。また、東海道のこと。「小万、小女郎、小よしとて—の名取りども」〈浄・丹波与作〉
ひゃくにち‐そう【百日草】
キク科の一年草。高さ約90センチ。葉は長卵形で、茎を抱くように対生する。夏から秋にかけて、大きな花を開く。花は寿命が長く、一重であるが、八重の園芸種もあり、色も紅・紫・白など豊富。メキシコの原産...
ひゃくよう‐ばこ【百葉箱】
気象観測用の小屋形の木箱。よろい戸で囲って通風をよくし、白く塗って日光を反射させる。地面から高さ1.5メートルの所に温度計・湿度計などがくるように設置する。ひゃくようそう。
ひゃっかぜいりん【百家説林】
叢書。10巻。今泉定介編。明治23〜25年(1890〜92)刊。同38〜39年増補。江戸時代の諸家の随筆・雑考などを集めたもの。ひゃっかせつりん。
ひゃっけん‐がわ【百間川】
岡山県南部、岡山市を流れる人工の川。長さ13キロ。江戸時代初期、岡山城下の洪水防止のためつくられた。市街地北部で旭川から分離、干拓地の間を通って児島湾に注ぐ。国指定天然記念物アユモドキをはじめ、...
ひや‐か・す【冷(や)かす】
[動サ五(四)] 1 相手が困ったり恥ずかしがったりするような言葉をかけてからかう。「仲がいいのを—・す」 2 水・氷や風に当てるなどして冷たくする。ひやす。「鮨飯(すしめし)を—・す」 3 (...
ひや・ける【冷(や)ける】
[動カ下一][文]ひや・く[カ下二]十分に冷える。「井戸ニツケタ西瓜(すいくわ)ワヨク—・ケル」〈和英語林集成〉