せんこう‐せい【閃光星】
通常は一定の光度を示し、突発的に増光する変光星。数秒から数十秒で増光し、数分から数十分で元の光度に戻る。スペクトル型がM型の赤色矮星であり、半数を連星が占める。増光は可視光のほか、電波からX線ま...
せんぞ‐がえり【先祖返り】
1 何代も前の先祖がもっていた遺伝上の形質が、突然その子孫のある個体に現れること。人間に尾が生じたり異常に毛が生えたりする類。帰先遺伝。 2 (比喩的に)一度は廃れた技術や思想が、ふたたび取り上...
そしき‐えき【組織液】
動物の組織の細胞間を満たす液体成分。脊椎動物では毛細血管から血漿(けっしょう)がしみ出したもので、細胞に酸素・栄養を与え排出物を受け、大部分はリンパ管に入り血管系に戻る。組織間液。間質液。
たい‐こう【退行】
[名](スル) 1 後方にさがること。「若しも敵軍寄せ来たらば…打ち散らさんと、粛々として—せり」〈竜渓・経国美談〉 2 銀行員が仕事を終えて銀行を出ること。また、銀行員が退職すること。 3 生...
たい‐じゅんかん【体循環】
心臓の左心室から送り出された血液が、大動脈を通って身体各部の毛細血管でガス交換などを行い、静脈・大静脈を経て右心房に戻る循環経路。両生類以上の動物でみられる。大循環。→肺循環
たけ‐がり【茸狩(り)】
山林に出かけて食用のキノコを探してとること。きのこ狩り。《季 秋》「—のから手で戻る騒ぎかな/一茶」
タジン【tajine】
北アフリカ地域で使用される土鍋。また、それを使った肉や野菜などの蒸し料理。平たい鍋に円錐(えんすい)形の蓋(ふた)がついており、内部の蒸気が蓋の内側について冷やされ、鍋の中に戻る仕組みになってい...
たち‐かえ・る【立(ち)返る/立(ち)帰る】
[動ラ五(四)] 1 もとの位置や状態に戻る。「初心に—・って勉強する」 2 手紙の返事などを折り返し、すぐにする。折り返す。「行きと行きて—・らむも心ぐるし」〈源・蜻蛉〉 3 同じことを何度も...
たち‐なお・る【立(ち)直る】
[動ラ五(四)] 1 倒れそうになったものが、もとに戻る。「よろめいたがすぐ—・った」 2 悪い状態から、もとの状態に戻る。「ショックから—・る」「相場が—・る」
たち‐もど・る【立(ち)戻る】
[動ラ五(四)]もとに戻る。前の状態や場所にかえる。「本論に—・る」「本来の自分に—・る」