あお‐にょうぼう【青女房】
年若く物慣れない身分の低い女官。「近習の人々、—に至るまで」〈太平記・二〉
あお‐ぶさ【青房】
相撲で、土俵上のつり屋根の北東の隅に垂らす青(緑)色の房。春と青竜を表す。→赤房 →黒房 →白房
あか‐ぶさ【赤房】
相撲で、土俵上のつり屋根の南東の隅に垂らす赤い房。夏と朱雀(すざく)を表す。→青房 →黒房 →白房
あねさん‐にょうぼう【姉さん女房】
夫より年上の妻。あねにょうぼう。
あね‐にょうぼう【姉女房】
「姉さん女房」に同じ。
あぶらやし‐くうかぼう【油椰子空果房】
⇒イー‐エフ‐ビー(EFB)
あ‐ほう【阿呆/阿房】
[名・形動]愚かなこと。愚かな人。また、そのさま。人をののしるときにも用いる。あほ。「この—めが」「全く—な話だ」 [補説]「阿呆」「阿房」は当て字。 [派生]あほうさ[名]
あわ【安房】
旧国名の一。養老2年(718)上総(かずさ)国から分国。現在の千葉県南部を占める。房州(ぼうしゅう)。
いぎ‐の‐にょうぼう【威儀の女房】
即位・立后などのとき、儀礼の威容を添えるために並ぶ女房。威儀の命婦(みょうぶ)と女蔵人(にょくろうど)をいう。
うえ‐の‐にょうぼう【上の女房】
天皇のそば近く仕え、身辺の世話をする女官。「御前に候ふ人々、—、こなた許されたるなど参りて」〈枕・二三〉