しょたい‐じ・みる【所帯染みる】
[動マ上一]考え方、態度などが、所帯持ち特有の生活臭を帯びて、はつらつとした感じがなくなる。「子供がいるのに—・みたところがない」
しょたい‐どうぐ【所帯道具】
一家を構えて暮らすのに必要な道具類。たんすや台所道具など。
しょたい‐ぬし【所帯主】
所帯の中心になる人。せたいぬし。
しょたい‐もち【所帯持(ち)】
1 所帯を構えて生計を営む人。 2 家計のやりくり。「—がいい女房」
しょたい‐やつれ【所帯窶れ】
[名](スル)家計のやりくりや家事などで苦労が絶えず、やつれた様子になること。
所帯(しょたい)を持(も)・つ
一家を構えて、独立した生計を営む。また、結婚して家庭をつくる。
しょ‐たん【所短】
劣っている所。短所。⇔所長。「片眼以て其—を見せしめなば」〈福沢・文明論之概略〉
しょ‐ち【所知】
1 知っている事柄。知られていること。「一撃に—を亡(うしな)うと云って喜んだ」〈漱石・行人〉 2 領有し、支配していること。また、その土地。所領。そち。
しょち‐いり【所知入り】
1 所領を受けた大名・武士などが、初めてその所領に入ること。くにいり。 2 歌舞伎下座音楽の一。殿様の出入りなどに用いる、三味線3挺(ちょう)で演奏する合方(あいかた)。
しょ‐ちょう【所長】
1 研究所・出張所など、所とよばれる施設の長。 2 長じている点。長所。⇔所短。「互に其—を採らずして却て其所短を学ぶ者多し」〈福沢・文明論之概略〉