ひら‐づめ【平爪/扁爪】
霊長類にみられる爪。背側に堅く平たい爪板があり、付け根の爪床から作り出され、角質化の進んでいない部分が白い半月状をしている。鉤爪(かぎづめ)から変化したもの。
ひら‐むし【扁虫/平虫】
1 サナダムシなど、体が平たい虫の称。 2 渦虫綱の扁形動物の一群。体長5ミリ〜10センチ。体は楕円形・ひも状などで平たい。海産。磯の石の下などにすみ、肉食性で、貝の養殖場の害敵となる。
ピェンロー‐なべ【ピェンロー鍋】
白菜を豚肉や鶏肉とともに、干ししいたけの戻し汁で煮込んだ鍋料理。食べるときに各自が塩とトウガラシで調味する。 [補説]中国の家庭料理が日本に伝わったものといわれ、「扁炉鍋」とも書く。
へん【扁】
[音]ヘン(呉)(漢) 1 薄くて平たい。「扁額・扁形・扁平/側扁」 2 小さい。「扁舟」
へんえん‐けい【扁円形】
長円形。
へん‐がく【扁額】
門戸や室内などに掲げる横に長い額。横額(よこがく)。
へん‐きゅう【扁球】
回転楕円体のうち、楕円の短軸を回転軸としてできる立体。
へん‐けい【扁形】
平たい形。扁平な形。
へんけい‐どうぶつ【扁形動物】
動物界の一門。体は背腹に扁平で楕円形または細長く、左右相称をなし、体節構造はない。体表は繊毛またはクチクラで覆われる。循環器・呼吸器・骨格を欠き、多くは肛門もない。渦虫(うずむし)類・吸虫類・条...
へん‐こ【扁壺】
胴が扁平な壺(つぼ)形の容器。古代から世界各地に見られ、酒壺などにされた。