て‐とり【手取り】
《「てどり」とも》 1 人をだまして操るのが巧妙なこと。また、その人。「なかなか如才のない女です。まあ—でしょう」〈秋声・足迹〉 2 相撲のわざの巧みなこと。また、その力士。
手(て)取(と)り足(あし)取(と)り
細かいところにまで行き届いた世話をするさま。何から何まで丁寧に教えるさま。「—めんどうをみる」「—して指導する」
て‐どり【手取り】
1 給与などから税金その他を差し引いた、正味の受取金。実収入。→税込み 2 糸などを手で繰り取ること。手繰り。 3 (「手捕り」とも書く)素手で捕らえること。「川魚を—にする」
てどり‐がま【手取り釜】
茶の湯の釜の一。つるがついていて注ぎ口のあるもの。
てどり‐なべ【手取り鍋】
持つためのつるのついた鍋。手鍋。