きょう‐しょく【矜式】
[名](スル)つつしんで手本にすること。「其徳義名誉一郷の—する所となりて」〈山県有朋・軍人訓誡〉
きん‐げん【金言】
1 処世上の手本とすべき内容を持つすぐれた言葉。金句。 2 仏の口から出た、不滅の真理を表す言葉。こんげん。
ぎ【儀】
[常用漢字] [音]ギ(呉)(漢) 1 きちんと整えた人の姿・形。「威儀・容儀」 2 形の整った作法。「儀式・儀礼/行儀・辞儀・祝儀・盛儀・葬儀・風儀・流儀・礼儀」 3 見習うべき手本。模範。「...
ぎ‐けい【儀刑/儀型/儀形】
《「儀式刑法」の略》手本。模範。ぎぎょう。「和漢の鑑(かがみ)と仰ぎて、四海の—人を恥ぢず」〈太平記・二七〉
ぎ‐はん【儀範】
従うべき模範。手本。規範。
ぎ‐ひょう【儀表】
模範。手本。「正直、忠厚、節廉にして、他人の—となれば」〈中村訳・西国立志編〉
くに‐づくし【国尽(く)し】
日本諸国の国の名をすべて列挙して、歌いやすいようにつづったもの。江戸時代から明治初期にかけて習字の手本とされた。
ぐん‐しん【軍神】
1 《古くは「ぐんじん」とも》武運を守る神。いくさがみ。八幡大菩薩、ローマ神話のマルスなど。 2 武勲を立てて戦死した将兵を、軍人の手本としてたたえた語。「—広瀬中佐」
けい【刑】
[常用漢字] [音]ケイ(漢) ギョウ(ギャウ)(呉) 1 罪を犯した者を罰すること。仕置き。「刑事・刑罰・刑法・刑務/寛刑・求刑・極刑・厳刑・減刑・死刑・私刑・実刑・受刑・処刑・体刑・流刑・量...
こう‐はん【洪範/鴻範】
手本となるような大法。模範。 (洪範)「書経」の周書の編名。天下を治める大法を伝説上の夏の禹(う)王の名に託して述べたもの。戦国時代に儒教の立場からまとめられた政治哲学の書と考えられている。