あえ‐もの【肖え者】
1 感化されて似ているもの。「妙法寺の別当大徳(だいとこ)の、産屋(うぶや)に侍りける、—となむ嘆き侍りたうびし」〈源・常夏〉 2 似せたいと思うもの。あやかりもの。手本。「年ごろ持たせ給へりけ...
アジュダ‐きゅうでん【アジュダ宮殿】
《Palácio Nacional da Ajuda》ポルトガルの首都リスボンの南西部、アジュダ地区にある新古典様式の宮殿。19世紀にブラガンサ王朝の王宮として、イギリスのバッキンガム宮殿を手本...
あと【跡/痕/迹/址】
《「足(あ)所(と)」の意》 1 何かが通っていったしるし。「靴の—」「船の通った—」「頰(ほお)を伝う涙の—」「犯人の—を追う」 2 (傷には多く「痕」と書く)以前に何かが行われたしるし。痕跡...
跡(あと)を追(お)・う
1 追いかけていく。 2 関係の深かった人の死に続いて死ぬ。また、亡くなった人を慕って自らも命を絶つ。「愛する人の—・う」 3 先人の手本に従う。「師の—・う」 [補説]「後を追う」とも書く。
跡(あと)を踏(ふ)・む
先人の事跡を手本にして行う。「わが山のさかゆく道を尋ねつついかで昔の—・ままし」〈続拾遺・雑上〉
下敷き
I1〔文房具の〕a desk pad; a sheet of plastic (placed under a sheet of paper when one is writing);〔床板・じゅ...
師範
1⇒もはん(模範),てほん(手本)2〔教師〕an instructor柔道の師範a judo teacher [master]師範学校a normal school(▼現在はa teachers...
手本
1〔手習いの本〕a copybook彼女の字は全くお手本の通りだHer writing is exactly like that in the copybook.2〔模範〕a model ((o...
標本
I1〔実物見本〕a specimen動物[植物/鉱物]の標本a zoological [botanical/mineral] specimen剥製はくせい標本a stuffed specimen...
真似
1〔模倣〕(an) imitation;〔物まね〕mimicry;〔さるまね〕aping;〔手本としてまねること〕copyingおうむは人間の声色のまねをするParrots imitate hu...
もはん【模範】
[共通する意味] ★何かをするときに見習うべきもの。[英] a model[使い方]〔手本〕▽拓本を手本にして書の練習をする▽彼の生き方は我々のいいお手本だ〔模範〕▽模範的な青年▽模範生▽模範試...
てほん【手本】
[共通する意味] ★何かをするときに見習うべきもの。[英] a model[使い方]〔手本〕▽拓本を手本にして書の練習をする▽彼の生き方は我々のいいお手本だ〔模範〕▽模範的な青年▽模範生▽模範試...
しゃくど【尺度】
[共通する意味] ★物事の評価や判断のよりどころとなるもの。[英] a standard; a criterion[使い方]〔基準〕▽去年の数値を基準に計算する▽建築基準〔標準〕▽サラリーマンを...
ものさし【物差し】
[共通する意味] ★物事の評価や判断のよりどころとなるもの。[英] a standard; a criterion[使い方]〔基準〕▽去年の数値を基準に計算する▽建築基準〔標準〕▽サラリーマンを...
ひょうじゅん【標準】
[共通する意味] ★物事の評価や判断のよりどころとなるもの。[英] a standard; a criterion[使い方]〔基準〕▽去年の数値を基準に計算する▽建築基準〔標準〕▽サラリーマンを...
いんかんふえん【殷鑑不遠】
身近な失敗例を自分の戒めとせよというたとえ。また、自分の戒めとなるものは、近くにあることのたとえ。▽「殷」は古代中国の国の名。「鑑」は鏡で、手本の意。中国の古代王朝は夏(商ともいう)から始まり、殷、周と続く。殷王朝の戒めとなるよい見本は遠くに求めなくても、すぐ前代の夏王朝の暴政による滅亡があるという意。戒めとなる失敗の前例は遠くに求めずとも、身近にあるからこれを戒めとせよということ。一般に「殷鑑いんかん遠とおからず」と訓読を用いる。
きくじゅんじょう【規矩準縄】
物事や行為の標準・基準になるもののこと。手本。きまり。▽「規」はコンパス。円を描くのに用いる。「矩」は方形を描くさしがね(直角に曲がったものさし)。定規。「準」は水平を測るための水盛みずもり。水準器。「縄」は直線を引くための墨縄すみなわ。転じて、物事の基準や法則をいう。
こうじょうきく【鉤縄規矩】
物事や行為の標準・基準になるもののこと。物事の手本。きまり。▽「鉤」は先の曲がったかぎの意。ここでは曲線を描くための道具。半規または曲尺かねじゃくという説もあり、その形状は未詳。「縄」は直線を引くための墨縄すみなわのこと。「規」はコンパス・ぶんまわしのことで、円を描くのに用いる。「矩」は方形を描く差し金(直角に曲がった物差し)。
そっせんすいはん【率先垂範】
人の先頭に立って物事を行い、模範を示すこと。▽「率先」は先んじる、人の先頭に立つ意。「垂範」は模範を示すこと。
ぞくもうりり【属毛離裏】
親と子の関係の深いこと。▽「属」は付属する、つながる意。「毛」はからだの表面にあることから、陽の存在を意味して父親のこと。「離」は着く意。「裏」は血肉・母胎を意味し母親のこと。子が父親を手本とし、母親に愛育されて成長することをいう。また、子が父親の気を受け継ぎ、母親の胎内を経て生まれ出ることをいい、血肉のつながりが深いことをいう。
あまのや‐りへえ【天野屋利兵衛】
[?〜1727]江戸中期の大坂商人。赤穂義士のために武具を準備して助け、追放になったといわれる。「仮名手本忠臣蔵」では天川屋義平。
こう‐の‐もろなお【高師直】
[?〜1351]南北朝時代の武将。武蔵守。法名、道常。足利尊氏(あしかがたかうじ)の執事として南朝軍と戦い、大功をあげた。のち、尊氏の弟直義(ただよし)と対立、直義を追って一時実権を掌握したが...
たけだ‐いずも【竹田出雲】
浄瑠璃作者・興行師。 (初世)[?〜1747]別号、千前軒。竹本座の座元。経営に才腕を振るうとともに、浄瑠璃も書いた。代表作「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)」など。 (2世)...
なみき‐そうすけ【並木宗輔】
[1695〜1751]江戸中期の浄瑠璃作者。大坂の人。別名、宗助・千柳。西沢一風の弟子。僧であったが、還俗して豊竹座および竹本座で立作者として執筆。竹田出雲・三好松洛との合作が多く、浄瑠璃全盛期...
まつした‐ぜんに【松下禅尼】
北条時氏の妻。経時・時頼らの母。安達景盛の娘。手ずから障子の切り張りをして、子の時頼に質素倹約の手本を示したという徒然草にみえる逸事で有名。生没年未詳。