せき‐しゅ【赤手】
手に何も持っていないこと。何の武器も持たないこと。すで。からて。「敵の重囲の裡(うち)に—を以て我が母を救うの決心と勇気」〈木下尚江・良人の自白〉
せき‐しゅ【隻手】
片方の手。片手。
せきしょ‐きって【関所切手】
⇒関所手形
せき‐て【関手】
⇒関銭(せきせん)
せめ‐て【攻(め)手】
1 攻めかかる人。攻める側。「—にまわる」 2 攻める手段。攻撃方法。
せん‐しゅ【繊手】
かぼそい、しなやかな手。多く、女性の美しい手をいう。「女性の—を握ってしまった事も無かったし」〈太宰・チャンス〉
せん‐しゅ【選手】
1 競技会・試合などに選ばれて出場する人。「オリンピック—」 2 スポーツを職業にする人。「有名な野球—」 3 (比喩的に)年数の後に付けて、その年数だけ経験を重ねている人。また、長く使い続けて...
せん‐じゅ【千手】
1 千本の手。非常に多くの手。 2 「千手法」の略。 3 「千手陀羅尼(だらに)」の略。
「千手観音
」の略。 [補説]人名・曲名別項。→千手
せんじゅ【千手】
平家物語に登場する遊女。駿河国手越(てごし)の長者の娘。鎌倉に捕らえられた平重衡(たいらのしげひら)の寵愛を受け、重衡が切られたのち、信濃の善光寺に入って弔ったという。
(「千寿」とも書く)...
せん‐て【先手】
1 他より先に始めること。また、先回りして自分の立場を有利にすること。「—を取る」⇔後手(ごて)。 2 囲碁・将棋の用語。 ㋐先に着手すること。また、その人。先番。⇔後手。 ㋑相手が応手しなけれ...