ほん‐がって【本勝手】
1 床の間で、向かって左に本床、右に床脇棚があるもの。右勝手。⇔逆勝手。 2 茶の湯で、客が主人の右手に座るかたちの茶席。また、その場合の点前(てまえ)。右勝手。⇔逆勝手。 3 生け花で、客位が...
ほん‐て【本手】
1 本来の腕前。持ち前の技量。 2 修業を積んだ腕前であること。また、その腕前。くろうと。「—の将棋指し」 3 囲碁・将棋などの勝負事で、その局面での本筋の手。「ここでは歩(ふ)をつくのが—だ」...
ぼう‐て【貿手】
「貿易手形(ぼうえきてがた)」の略。
ぼん‐しゅ【凡手】
1 平凡な腕前。また、その人。「—ではできないことだ」 2 碁・将棋などで、つまらぬ手。「—を打つ」
まい‐て【舞手】
舞を舞う人。
まい‐の‐て【舞の手】
舞の所作。舞の手振り。
まえ‐じて【前仕手】
《「まえして」とも。ふつう「前ジテ」と書く》能または狂言で、前後二場からなる曲の中入りより前に出るシテ。⇔後(のち)仕手。
まき‐の‐つまで【真木の嬬手】
杉・ヒノキなど、良質の建材となる角材。「泉の川に持ち越せる—を百(もも)足らず筏(いかだ)に作り」〈万・五〇〉
まくり‐で【捲り手】
腕まくり。袖まくり。「袖ふれば露こぼれけり秋の野は—にてぞ行くべかりける」〈後拾遺・秋上〉
まけ‐とうしゅ【負け投手】
野球で、自分が投げているときにリードされてそのまま負けるか、同点やリードしている状態でリリーフして逆転されて負けるかしたときの投手。敗戦投手。⇔勝ち投手。