くらい‐ぬすびと【位盗人】
それにふさわしい才能や実力もないのに高位高官にある者をののしっていう語。
薫(くん)は香(こう)を以(もっ)て自(みずか)ら焼(や)く
《「漢書」龔勝伝から。香草はにおいがよいために焼かれるの意》才能のある人が、その才能のために身を滅ぼすたとえ。
ぐ‐さい【愚才】
自分の才能をへりくだっていう語。
ぐ‐とく【具徳】
徳が備わっていること。また、生来、人徳や才能を備え持っていること。「—の士」
ぐ‐ゆう【具有】
[名](スル)才能や性質、または資格などを備え持つこと。「生来—する能力」
けい‐しゅう【閨秀】
学問・芸術にすぐれた女性。才能豊かな婦人。「—の誉れ高い」「—画家」
けら‐ざい【螻蛄才】
《螻蛄には飛ぶ、登る、潜る、掘る、走るの五つの能力があるが、どれ一つとして卓越したものがないところから》多芸多才でありながら、どれも中途半端であること。また、そのような役に立たない才能。螻蛄芸。
けん‐のう【賢能】
かしこくて才能があること。また、その人。「自己の—功力に由て、…至高の地位に至る者の」〈中村訳・西国立志編〉
ケーパビリティー【capability】
能力。才能。また、可能性。将来性。人としての器の大きさ。
げい‐さい【芸才】
1 技芸と才能。 2 芸に関する才能。才芸。「幅広い—の持ち主」