ふちかた‐ぼう【扶持方棒】
《扶持を受けている人の持つ棒の意》身分の低い武士の刀をあざけっていう語。「命と釣り替への—を忘れたとは」〈伎・桑名屋徳蔵〉
ふち‐だか【扶持高】
扶持米の石高。
ふち‐にん【扶持人】
扶持を受けている家来。
ふち‐まい【扶持米】
扶持として給与される米。俸米(ほうまい)。
ふなん【扶南】
インドシナ半島南部にクメール人が建てた古代国家。1〜2世紀ごろ成立し、南海貿易に従事、インド文化の影響を受けて栄えたが、7世紀半ばに真臘(しんろう)に滅ぼされた。
ふ‐へき【扶壁】
⇒控え壁(かべ)
ふ‐ぼく【扶木】
1 東海の日の出るあたりの海中にあるという神木。転じて、朝日の当たっている木。扶桑。 2 神殿の建築に用いられる神木。
ふよ【扶余/夫余】
前1世紀〜5世紀に中国東北地方から朝鮮半島北部で活動したツングース系の民族。また、その建てた国。1〜3世紀に全盛期を迎えたが、494年に同じツングース系の勿吉(もっきつ)に滅ぼされた。
(扶...
ふ‐よう【扶養】
[名](スル)助け養うこと。生活できるように世話すること。「両親を—する」
ふよう‐かぞく【扶養家族】
生活の面倒をみなければならない家族。