よく‐し【抑止】
[名](スル)おさえつけて活動などをやめさせること。「地価の高騰を—する」「核の—力」
よくし‐りょく【抑止力】
活動をやめさせる力。思いとどまらせる力。「核—」「犯罪の—」 [補説]安全保障分野で、侵略を行えば耐え難い損害を被ることを明白に認識させることによって、侵略を思いとどまらせることをいう。
よく‐せい【抑制】
[名](スル) 1 おさえとどめること。「インフレを—する」 2 意識的な努力によって衝動やそれに伴う感情・思考をおさえつけること。
よくせい‐いんし【抑制因子】
⇒リプレッサー
よくせい‐きんこう【抑制均衡】
⇒チェック‐アンド‐バランス
よくせい‐こうそ【抑制酵素】
ある物質を加えることによって合成速度が低下する酵素。トリプトファンを合成する酵素など。
よくせい‐さいばい【抑制栽培】
自然な状態よりも生長や収穫の時期を遅らせる栽培法。→促成栽培
よくせい‐ティーさいぼう【抑制T細胞】
⇒サプレッサーT細胞
よく‐そく【抑塞】
[名](スル)おさえてふさぎとめること。また、おさえられてふさがること。「臣等が—窮惋の誠情今や天聴に達すべきの時至りしと」〈染崎延房・近世紀聞〉
よく‐そん【抑損/抑遜】
[名](スル)おさえて控えめにすること。慢心をおさえること。「大いなれども能く—せる我心とは」〈鴎外訳・即興詩人〉