えたり‐かしこし【得たり賢し】
[連語](多く「と」を伴って副詞的に用いる)物事が自分の思いどおりになったときの喜びの気持ちを表す語。しめた。うまくいった。「意地の悪い鳥は…、—と頭の上を啼いて通る」〈藤村・破戒〉
エニ【ENI】
《(イタリア)Ente Nazionale Idrocarburi》イタリア政府保有の持ち株会社。エネルギー分野を中心に、機械、繊維、鉱山などをグループ企業が経営。1953年設立、1995年民営化。
エヌ‐シー‐エヌ‐ディー【NCND】
《Neither Confirm Nor Deny》否定も肯定もしない、の意。核兵器の配備について肯定も否定もしないとする米国政府の政策。機密・核抑止力の保持を目的とするものだが、日本など非核政...
えびす【恵比須/夷/戎/恵比寿/蛭子】
《「夷(えびす)」と同語源》古くは豊漁の神。のち七福神の一人として、生業を守り、福をもたらす神。狩衣(かりぎぬ)・指貫(さしぬき)・風折烏帽子(かざおりえぼし)をつけ、右手に釣りざおを持ち、左わ...
えみ‐こだ・る【笑みこだる】
[動ラ下二]笑い崩れる。「横座の鬼、杯を左の手に持ちて—・れたるさま、ただこの世の人のごとし」〈宇治拾遺・一〉
えり‐つき【襟付き】
1 衣服に襟がついていること。また、その衣服。 2 着物を重ねて着たときの襟元のようす。 3 《江戸時代、重ね着のできるのは裕福であったところから》懐ぐあいのよいこと。金持ち。「—になびく君ぢゃ...
襟付(えりつ)きが厚(あつ)・い
《襟元の厚さ薄さで貧富を判断したところから》金持ちである。襟が厚い。
襟(えり)に付(つ)・く
《金持ちは重ね着をして襟が厚かったところから》金持ちや権勢のある者にこびへつらう。襟元に付く。
襟(えり)を正(ただ)・す
《蘇軾「前赤壁賦」から》 1 自己の乱れた衣服や姿勢を整える。 2 それまでの態度を改めて、気持ちを引き締める。「—・して話を聞く」
エル‐ティー【LT】
《living together》同居生活者。同棲。両方とも職業を持ち、生計費用を折半して生活しているカップルをさす。LTR(living together relationship)。