にしのうち‐がみ【西の内紙】
質はやや粗いが、非常にじょうぶな、生漉(きず)きの楮(こうぞ)紙。もと茨城県常陸大宮市西野内で産し、明治時代、選挙の投票用紙や印鑑証明用紙に指定され、全国的に有名になった。
にし‐の‐こ【西の湖】
滋賀県中央東部、琵琶湖東南岸にある湖。愛知(えち)川南岸にできた大中之(だいなかの)湖干拓地造成の際、干拓されずに残った部分。北西端からは長命寺(ちょうめいじ)川が流出して琵琶湖に注ぐ。葭(よし...
にじ‐ひなん【二次避難】
災害によって住宅が損壊した場合に、避難生活を送るための施設(指定避難所)に移動すること。→一次避難
にじ‐ます【虹鱒】
サケ科の淡水魚。全長約50センチ。体色は暗青色で背面・背びれ・尾びれに小黒点が散在し、体側に紅色の帯が縦に走る。北アメリカの原産で、日本へは明治10年(1877)以降移入、湖沼や渓流に放流され釣...
にじゅう‐ぎょうせい【二重行政】
国、都道府県、市区町村の所管業務が重複すること。多く、国の出先機関と都道府県、また、都道府県と政令指定都市の業務が重複することをいい、行政コストの無駄として批判される。
にっこう‐こくりつこうえん【日光国立公園】
栃木県北部を中心に群馬・福島の各県にまたがる国立公園。東照宮・中禅寺湖・那須・鬼怒川などがある。昭和9年(1934)に群馬・福島・新潟の3県にまたがる尾瀬地区を含む範囲で指定されたが、平成19年...
にっぱら‐しょうにゅうどう【日原鍾乳洞】
東京都奥多摩町、多摩川支流の日原川上流小川谷にある鍾乳洞。関東では最大級の規模を誇り、温度は年間を通してセ氏11度。総延長1270メートル、高低差134メートル。江戸時代は修験道場として信仰され...
ニパウイルス‐かんせんしょう【ニパウイルス感染症】
ニパウイルスによる人獣共通感染症。ヒトでは重篤な急性脳炎、ブタでは呼吸器系の症状を引き起こす。自然宿主であるオオコウモリから直接、またはブタを介して、ヒトに感染する。1990年代末に出現し、マレ...
ニホア‐とう【ニホア島】
《Nihoa》米国ハワイ州、北西ハワイ諸島の島。カウアイ島の北西約240キロメートルに位置する。周囲を高さ約300メートルの断崖に囲まれた火山島。紀元1000年頃から数百年間にわたり、古代ポリネ...
にほん‐いりょうあんぜんちょうさきこう【日本医療安全調査機構】
診療行為に関連した死亡事故に関する情報の収集・調査・分析、医療事故の再発防止に関する普及啓発などの事業を行う機関。一般社団法人。平成22年(2010)発足。平成27年(2015)、医療事故調査・...