さし‐やど【指し宿】
宿泊した旅客にその行く先の旅館を指定して紹介すること。また、その旅館。
さし‐より【指(し)寄り】
[名]はじめ。最初。 [副]さしあたり。まずもって。「—望む所は、職務以外になんの束縛も受けぬ地位」〈蘆花・思出の記〉
さし‐わけ【指(し)分け】
将棋で、何番かの対局の結果、勝敗の数が同じであること。
さ・す【差す/指す】
[動サ五(四)] 1 (差す) ㋐(「射す」とも書く)まっすぐに光が照り入る。光が当たる。「西日が—・す」 ㋑潮が満ちてくる。また、水が増して入り込む。しみ込む。「潮が—・す」「氾濫した川の水が...
さす‐かいな【指す肘/指す肱】
⇒指肘(さしがい)
さす‐がみ【指す神】
「天一神(なかがみ)」に同じ。
さす‐の‐みこ【指すの神子】
占いがよくあたる陰陽師(おんようじ)や卜者(ぼくしゃ)。「占ひ云ふ言(ことば)時日を違へず、人皆—と思へり」〈盛衰記・四〉
さす‐また【刺股/指叉】
江戸時代、罪人などを捕らえるのに用いた三つ道具の一。2メートル余の棒の先に、二またに分かれた鉄製の頭部をつけたもの。これでのど首を押さえる。→突棒(つくぼう) →袖搦(そでがら)み [補説]現在...
させ‐もぐさ【差艾/指焼草】
「さしもぐさ」の音変化。「思ひだにかからぬ山の—誰(たれ)かいぶきのさとは告げしぞ」〈枕・三一八〉
ざし【差し/指し】
[語素]《動詞「さ(差)す」の連用形から》名詞の下に付いて、その物の姿・状態・ようすをいう。「面(おも)—」「まな—」