あし‐ゆび【足指】
足のゆび。そくし。「—の裏の窪みまできれいであらうと思はれた」〈康成・雪国〉
い‐し【頤指/頤使】
[名](スル)あごで指図して思いのままに人を使うこと。「兎角(とかく)公子等に—せられるので」〈鴎外・魚玄機〉
いち‐だんし【一弾指】
仏語。指を一度はじくほどの短い時間。→刹那(せつな)
いっ‐し【一指】
1本の指。指1本。「—も触れさせない」
うき‐ゆび【浮(き)指】
直立時や歩行時に、足の指が床についていない状態。かかとに重心を乗せて姿勢を保とうとするため、膝が曲がり、肩が前に出て、猫背になりやすい。サイズの合わない靴を履いたり、足指を使わない歩き方をするこ...
うしろ‐ゆび【後ろ指】
(多く「後ろ指をさす」の形で)後ろから指さして、そしること。陰で人の悪口を言うこと。「人に—をさされる」
うん‐し【運指】
ピアノなどの楽器を演奏するときの、指のつかい方。
おお‐ゆび【大指】
手足の、親指。「餅椀に、—の爪浸しに盛りて」〈仮・仁勢物語・上〉
おお‐わきざし【大脇差】
長大な脇差。長脇差。
おや‐ゆび【親指】
1 手足の指で、いちばん太い指。拇指(ぼし)。拇趾(ぼし)。 2 《1で表し示すところから》俗に、亭主・親方・主人などのこと。「—は御不在で?」〈木下尚江・良人の自白〉