ジャイロ‐センサー
《(和)gyro+sensor》物体の傾きを検出する装置の総称。かつてはジャイロスコープが用いられた。近年ではMEMS(メムス)を応用して、振動する音叉(おんさ)状の素子にかかるコリオリ力を電気...
じゅう‐こうぞう【柔構造】
構築物にある程度の変形能力を与え、振動固有周期を長くして、作用する地震の力の影響を小さくするようにした耐震構造。超高層建築に適用する。→剛構造
じゅう‐ていおん【重低音】
通常耳にする20〜30ヘルツの低音に対し、それ以下の低音。音というより振動として感じられる。スピーカーにいう。
じゅしん‐き【受信機/受信器】
発信された電波や振動電流を受信して、必要に応じて情報を取り出す装置。ラジオ・テレビなど。⇔送信機。
じゅにん‐げんど【受忍限度】
社会生活を営むうえで、騒音・振動などの被害の程度が、社会通念上がまんできるとされる範囲。これを超えると加害者が違法とされることがある。
じゅん‐おん【純音】
単一の振動数で、完全な正弦波形を描く音。音叉(おんさ)や真空管発振器などの音の類。単純音。
じゅん‐りゅうし【準粒子】
相互作用をもつ多粒子の集団的な運動形態の中で、振動や波動が量子化され、あたかも一粒子のように振る舞うもの。エネルギーは離散的な値をとり、フォノン、マグノン、プラズモンなどが知られる。
じゆう‐しんどう【自由振動】
振動体に外力が作用しない、復元力のみによる振動。復元力がつり合いの位置からの変位に比例する場合、単振動になる。振動系に抵抗がある場合の減衰振動を含めることもある。
じょう‐おん【上音】
1 高い調子の声。高声。 2 ある発音体の発する音のうち、基音よりも振動数の多い音。倍音など。
じれい‐しんどう【自励振動】
振動体それ自体の運動によって、振動的ではない外力からエネルギーを取り込むことで起こる振動。振幅は増大または減衰せずに持続する。擦弦楽器の弦や木管楽器のリードの振動、航空機のフラッターなどに見られる。