リサジュー‐ずけい【リサジュー図形】
互いに垂直方向に振動する二つの単振動を合成したときに、時間とともに描かれる曲線図形。フランスの物理学者リサジュー(J.A.Lissajous[1822〜1880])が、砂を入れた漏斗に2本の糸を...
リンギング【ringing】
1 電子回路の内部で発生する信号波の反射や振動によって波形が歪むこと。特に、インピーダンスが異なる部分で振幅が階段状に変化する矩形波に生じる。 2 ⇒バンディング
リングダウン【ringdown】
連星ブラックホールが重力波を放出しながら合体し、一つのブラックホールになるときに生じる減衰振動。
りんさん‐アンモニウム【燐酸アンモニウム】
燐酸のアンモニウム塩。正塩は化学式(NH4)3PO4で、水に溶ける無色の結晶。ふつう三水和物。工業上は水素塩も含めていい、燐酸一水素アンモニウム(NH4)2HPO4は広く肥料として用いられ、燐安...
リード【reed】
リード楽器の発音源となる、アシ・竹・金属などでできた薄片。空気を吹きつけることによって振動させ音を出す。簧(した)。
リード‐オルガン【reed organ】
主に足踏み式の送風装置によってリードを振動させて音を出すオルガン。空気を吸い込むことで音を発するものをいうことが多い。パイプオルガンのような音管はもたない。足踏みオルガン。→ハーモニウム
リード‐がっき【リード楽器】
リードによって音を発生させる楽器の総称。リードで楽器の管内部の空気を振動させるクラリネット・オーボエ・パイプオルガンなどと、リードそのものが発音源となるハーモニカ・アコーディオン・リードオルガン...
レイケ‐かん【レイケ管】
管の中に金網を入れた装置。管を縦に設置し、下方から管の中の金網をバーナーで十分加熱したあと放置すると、音を発する。熱エネルギーが音響エネルギーに変換される自励振動による。1859年、オランダのレ...
れい‐しん【励振】
振動を起こさせたり、振動を大きくしたりすること。増幅用真空管の電極に入力電圧を加えて電気信号の振幅を増幅させるなど。
れいてん‐エネルギー【零点エネルギー】
量子力学における粒子の最低エネルギー。不確定性原理により、位置および運動量がある程度の幅をもつため、ポテンシャルエネルギーの最低値よりも高い値を取る。また、このエネルギーに対応する振動状態を零点...