さんまや‐かい【三摩耶戒】
仏語。密教で説く戒。菩提心(ぼだいしん)を起こした最初から心と仏と衆生の三つは平等一如であると信じて受持する戒で、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を授ける直前に授けられる。顕教一般の戒と違い、菩提...
しゅ‐いん【朱印】
1 朱肉を使って押した印。 ㋐戦国時代以後、将軍や武将が公文書に押した印。御朱印。→朱印状 ㋑神社仏閣が参詣者に授ける印。多く、寺社名や本尊名、日付などを墨書きで添える。御朱印。 2 「朱印状」の略。
しょうねん‐いん【少年院】
家庭裁判所から保護処分として送られる者および少年法第56条第3項の規定により少年院において刑の執行を受ける者を収容し、矯正教育を授ける施設。法務大臣の管理下に置かれる。矯正院の後身で、昭和23年...
しん‐じゅ【親授】
[名](スル)みずから授けること。特に、天皇がみずから授けること。「褒章を—される」
じき‐でん【直伝】
奥義・秘伝などを、師が弟子に直接伝え授けること。「—の秘法」
じつぎょう‐きょういく【実業教育】
実業に従事するために必要な知識・技術を授けることを目的とする教育。第二次大戦後は産業教育とよばれる。
じゅう‐ねん【十念】
仏語。 1 仏・法・僧・戒・施・天・休息(ぐそく)・安般(あんぱん)・身非常・死の十について念ずること。十随念。 2 阿弥陀仏の相好を10度観想すること。また、「南無阿弥陀仏」の名号を10度唱え...
じゅ‐かい【授戒】
[名](スル)仏門に入る者に師僧が戒律を授けること。
じゅ‐ぎょう【授業】
[名](スル)学校などで、学問や技芸を教え授けること。「国語の—を受ける」「教科書なしで—する」「—時間」 [補説]作品名別項。→授業
じゅ‐しき【授職】
修行を積んだ行者に、阿闍梨(あじゃり)の職位を授けること。授職灌頂(かんじょう)。