君子(くんし)の九思(きゅうし)
《「論語」季氏から》君子として常に心掛けるべき九つのこと。見るときははっきり見る、聞くときはしっかりと聞く、顔つきはおだやかに、態度はうやうやしく、言葉は誠実で、仕事には慎重、疑問は質(ただ)し...
けい‐かん【挂冠/掛冠】
[名](スル)《「挂」は掛けるの意》官職を辞めること。辞職すること。致仕(ちし)。かいかん。 [補説]後漢の逢萌(ほうぼう)が王莽(おうもう)に仕えることを潔しとせず、冠を解いて東都の城門に掛け...
けい‐とう【挂灯】
《「挂」は掛ける意》灯火を掲げること。
けにご‐し【牽牛子】
アサガオの別名。けんごし。「うちつ—(=「うちつけ」ト「けにごし」「げに濃し」ヲ掛ケル)とや花の色を見むおく白露のそむるばかりを」〈古今・物名〉
喧嘩(けんか)を売(う)・る
1 他人にけんかを仕掛ける。→喧嘩を買う1 2 仕掛けられたけんかを、他人に負わせて逃げる。→喧嘩を買う2
けんじょうご‐いち【謙譲語Ⅰ】
敬語の一。話し手が、自分側から相手側または第三者に向かう行為・物事について、その向かう先の人物を高めて述べるもの。特別な語を用いる場合(「伺う」「申し上げる」「お目に掛ける」「差し上げる」など)...
けん‐も‐ほろろ
[形動][文][ナリ]《「けん」「ほろろ」はともに雉(きじ)の鳴き声。あるいは「ほろ」は「母衣打(ほろう)ち」からか。また、「けん」は「けんどん(慳貪)」「けんつく(剣突)」の「けん」と掛ける》...
げ‐ざい【下剤】
排便を促すために用いる薬。下し薬。通じ薬。瀉下剤。瀉下薬。便秘薬。「—を掛ける」
げた‐がけ【下駄掛(け)】
「下駄履き」に同じ。「—で出掛ける」
げ‐ばこ【餉箱】
托鉢(たくはつ)の僧が首に掛ける、施米(せまい)などを入れる箱。