アルチョム【Artyom/Артём】
ロシア連邦東部、沿海地方の都市。ウラジオストクの北東約50キロメートル、ムラビヨフアムールスキー半島の基部に位置する。1920年代より採炭地として発展。
アンジェロ‐スジェンスク【Anzhero-Sudzhensk/Анжеро-Судженск】
ロシア連邦中部、ケメロボ州の都市。19世紀末のシベリア鉄道の敷設に伴って建設された。クズバス炭田の主要な採炭地の一つ。機械工業、化学工業が盛ん。
カーメンスク‐シャフチンスキー【Kamensk-Shakhtinskiy/Каменск-Шахтинский】
ロシア連邦南西部、ロストフ州の工業都市。ドネツ川沿いに位置し、河港を有す。17世紀末、コサックにより建設。ドネツ炭田東部の主要な採炭地の一つとして知られる。
コペイスク【Kopeysk/Копейск】
ロシア連邦中部、チェリャビンスク州の都市。ウラル山脈南東麓に位置する。チェリャビンスク炭田の主要な採炭地の一つ。機械工業、建材製造業が盛ん。
コール‐カッター【coal cutter】
石炭の採掘に用いる大型採炭機。多く、超硬合金を取り付けたビット(削岩用の刃)を配したチェーンを作動して石炭層を切削する方式のものをさす。
コール‐ピック【coal pick】
石炭を掘り崩すのに用いる、小型の手持ち採炭機。圧縮空気によって石炭を割り砕くもの。
しゃこう‐ほうしき【斜坑方式】
斜坑を中心に採炭・採鉱を行う方式。
シャフティ【Shakhtï/Шахты】
ロシア連邦南西部、ロストフ州の都市。ドネツ丘陵南東部に位置し、ドネツ炭田の採炭地の一つとして知られる。1920年までの旧称はアレクサンドロフスクグルシェフスキー。
すいりょく‐さいたん【水力採炭】
高圧の水を噴射させ、その力で石炭を掘り崩して行う採炭法。
スタハノフ‐うんどう【スタハノフ運動】
ソ連で行われた労働生産性向上運動。1935年、ドネツ炭田の炭鉱労働者スタハノフが、採炭技術の改善によってノルマの14倍という驚異的記録を出したことにちなんで名づけられた。