ねずみ‐じょうど【鼠浄土】
昔話の一。爺(じい)が落として転がった握り飯を追って穴へ入ると、鼠の国へ案内され、歓待されたうえに土産をもらって帰る。隣の爺がまねをして穴へ入り、猫の鳴き声をまねると穴が崩れて埋まってしまうとい...
は‐じ【把持】
[名](スル) 1 しっかりと持つこと。かたく握り持つこと。「権力を—する」 2 ⇒保持(ほじ)2
はつか‐ぼん【二十日盆】
東北地方で、陰暦7月20日のこと。門火(かどび)をたき、その火で握り飯や餅(もち)を焼いたり、男女の藁(わら)人形を焼いたりする。
はと‐の‐つえ【鳩の杖】
《ハトは食物をとるときにむせないということにあやかって》握りにハトの飾りのある老人用の杖。昔、中国で宮中から老臣に与えられたもので、日本でも80歳以上の功臣に宮中から与えられた。はとづえ。きゅう...
春(はる)を鬻(ひさ)・ぐ
「春を売る」に同じ。「握り飯一つで—・ぐ女もゐるといふ」〈織田作之助・世相〉
ひと‐にぎり【一握り】
1 片手で握ること。また、その程度のわずかな量。「—の土」「実権は—の人の手にある」 2 たやすく握りつぶすこと。簡単にやっつけること。「新参のチームを—にする」
ファミリー‐きぎょう【ファミリー企業】
1 創業者とその一族が大株主として経営権を握り、会長や社長などに就いている会社。同族会社。 2 公企業などからの天下り職員を受け入れ、収益のほとんどを公企業に頼る系列会社。
フィスト【fist】
握りこぶし。げんこつ。
へぎ【折ぎ/剝ぎ/片木】
1 薄くはぐこと。また、薄くはいだもの。特に、物を包んだりするために木を薄くけずったもの。「竹の皮の代わりに—で包んだ大きな握り飯は」〈有島・生れ出づる悩み〉 2 「折(へ)ぎ板」の略。 3 「...
まくのうち‐べんとう【幕の内弁当】
俵形の握り飯とおかずとを詰め合わせた弁当。芝居の幕間(まくあい)に食べるものとして考案され、現在では最も一般的な弁当になっているもの。