き【揮】
[音]キ(呉)(漢) [訓]ふるう [学習漢字]6年 1 手を振り回す。手に持って振り動かす。「揮毫(きごう)/指揮」 2 まき散らす。外にあらわし出す。「揮発油/発揮」
き‐ごう【揮毫】
[名](スル)《「揮」はふるう、「毫」は筆の意》毛筆で文字や絵をかくこと。特に、知名人が頼まれて書をかくこと。「色紙(しきし)に—する」
き‐さい【揮灑】
[名](スル)思いのままに書画をかくこと。「—甚だ自由にして、真に波瀾老成の感ありき」〈蘆花・自然と人生〉
き‐はつ【揮発】
[名](スル) 1 液体が、常温で気体となって発散すること。「ベンジンが—する」 2 「揮発油」の略。
きはつせい‐メモリー【揮発性メモリー】
《volatile memory》電源を切ると、記憶内容が消去してしまう半導体メモリー。DRAMなどがある。揮発メモリー。
きはつせい‐ゆうきかごうぶつ【揮発性有機化合物】
揮発性があり大気中で気体状になる有機化合物の総称。光化学反応によって光化学オキシダントを発生させるほか、土壌・地下水汚染の原因となる。VOC(volatile organic compounds...
きはつ‐メモリー【揮発メモリー】
《volatile memory》⇒揮発性メモリー
きはつ‐ゆ【揮発油】
原油を分別蒸留する際、低沸点で得られる油。ふつう燃料用のものをガソリン、溶剤用のものをベンジンとよぶ。揮発油税法などでは「セ氏15度で比重が0.8017を超えない炭化水素油」と規定している。
きはつゆ‐ぜい【揮発油税】
ガソリンに課せられる国税の一。昭和12年(1937)創設で一時廃止後、同24年(1949)に復活。道路特定財源だったが平成21年度(2009)から一般財源化された。地方揮発油税とあわせて「ガソリ...
ふる・う【振るう/揮う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ㋐充実して勢いが盛んである。「国力が大いに—・う」「成績が—・わない」 ㋑(「ふるった」「ふるっている」の形で)普通とずいぶん変わっている。当たり前でない。とっぴである。...