ブローカ‐や【ブローカ野】
《Broca's area》人の脳の領域の一部。新皮質の左前頭葉に位置する。運動性言語中枢があり、言語を組み立てて発話する役割をもつ。この領域を損傷すると、複雑な文法に基づく発話ができなくなる失...
ぶんしひょうてき‐ちりょうやく【分子標的治療薬】
癌(がん)細胞などの増殖に必要なたんぱく質などの分子を標的として、癌細胞のみを破壊する薬剤の総称。分子生物学によって解明された遺伝子情報を活用して開発された。従来の抗癌剤が、癌細胞とともに正常な...
ほうしゃせん‐そんしょう【放射線損傷】
放射線の照射による物質の損傷。原子炉の材料に格子欠陥などが生じ、外形や強度の変化、腐食の促進を引き起こす。β線やγ線に比べ、中性子、α線、核分裂片のような重粒子の方が損傷の度合いが大きい。黒鉛の...
ぼう‐じん【防刃】
刃物による損傷を防ぐこと。「—服」「—バッグ」
ポルフィリン‐しょう【ポルフィリン症】
赤血球に含まれるヘムを合成するために必要な酵素が欠損しているため、中間代謝物のポルフィリンが骨髄・肝臓・血液・皮膚などに蓄積し、光過敏症や精神症状を引き起こす病気。欠損する酵素の種類によって症状...
マイクロ‐スクラッチ【micro scratch】
マイクロスクラッチ試験機のこと。薄膜などの強度試験を行うもので、表面に荷重をかけながら引っかき、損傷を起こす最小荷重を測定する。「—テスト」
マウスガード【mouthguard】
ボクシングなどのスポーツで、競技者が口に入れて、歯や口中の損傷を防ぐための用具。マウスピース。
マウスピース【mouthpiece】
1 管楽器の吹き口。 2 ⇒マウスガード 3 口にはめて使う医療器具。胃カメラの挿入時にケーブルの損傷を防ぐものや、歯並びの矯正(きょうせい)に使用するものなどがある。
むちうち‐しょう【鞭打ち症】
自動車の追突事故などによって、頭部が鞭の動きのように前後に過度の屈伸をし、首の組織に損傷を生じたために起こる症状。頭痛・肩凝り・手足のしびれ・めまい・耳鳴りなど。
メチレンジオキシメタンフェタミン【methylenedioxymethamphetamine】
合成麻薬の一種。多幸感をもたらすが、連用により身体的・精神的な障害を起こす。短期間に大量摂取すると心臓・腎臓・筋肉などを著しく損傷し、死に至ることもある。錠剤型のものは俗にエクスタシーともいう。...