しょう‐しゃく【摂折】
摂受(しょうじゅ)と折伏(しゃくぶく)。
しょう‐しゅ【摂取】
「摂取(せっしゅ)」に同じ。「念仏の人を—して浄土に帰せしむるなり」〈三帖和讃〉
しょう‐じゅ【摂受】
仏語。衆生(しゅじょう)の善を受け入れ、収めとって導くこと。→折伏(しゃくぶく)
しょうじゅ‐もん【摂受門】
摂受によって人々を正法(しょうぼう)に帰依させる法門。
しょうだいじょうろん【摂大乗論】
大乗論書。北インドの無着(むじゃく)著。後魏の仏陀扇多訳2巻、梁(りょう)の真諦訳3巻、唐の玄奘(げんじょう)訳3巻、隋の達摩笈多訳があり、チベット語訳もある。唯識説に基づき、大乗仏教全体を整然...
セし‐おんど【セ氏温度】
1742年、スウェーデンの天文学者セルシウスが、1気圧での水の氷点を零度、沸点を100度とし、その間を100等分して定めた温度目盛り。現在は絶対温度から導かれ、水の沸点はセ氏99.974度となる...
せっ‐かい【摂海】
《摂津の海の意》大阪湾のこと。
せっ‐か‐せん【摂河泉】
摂津と河内(かわち)と和泉(いずみ)。
せっ‐かん【摂関】
摂政と関白。
せっかん‐け【摂関家】
摂政・関白に任ぜられる家柄。藤原良房が最初に摂政となってから藤原北家が独占。鎌倉時代には近衛・九条・二条・一条・鷹司(たかつかさ)の五摂家に分かれた。摂籙家(せつろくけ)。執柄家(しっぺいけ)。摂家。