キセニア【xenia】
被子植物が受粉した際に、花粉の顕性遺伝子が、その胚乳(はいにゅう)の形質を支配する現象。重複受精によるもので、胚乳以外に影響の現れる場合をメタキセニアとよぶ。
きぞく‐せい【貴族制】
貴族が政治権力を握って支配する政治体制。貴族政治。アリストクラシー。
きた‐ベトナム【北ベトナム】
第二次大戦後、ベトナム南部の親仏・親米政権に対し、北部を支配したベトナム民主共和国の通称。1945年にホー=チミンが日仏からの独立を宣言。インドシナ戦争・ベトナム戦争に勝利し、1976年に南北...
キダル【Kidal】
マリ北東部の都市。キダル州の州都。2012年、反政府組織のアザワド解放民族運動(MNLA)が一方的にマリからの独立を宣言し、実効支配を続けている。
キッチナー‐とう【キッチナー島】
《Kitchener's Island》エジプト南部の都市アスワンを流れるナイル川の中にある島。エレファンティネ島の北に位置する。名称は英国支配時代に英国軍人ホレイショ=キッチナーが同島に居住し...
キティオン【Kition】
キプロスの都市ラルナカの古代名。またはラルナカ市街にある古代遺跡。紀元前13世紀にアカイア人が築いた町に起源する。前9世紀から前4世紀にかけてフェニキア人支配の下で栄え、現在も神殿や町の外壁が残...
キティラ‐とう【キティラ島】
《Kythira/Κύθηρα》ギリシャ南部、ペロポネソス半島南端のラコニア湾の沖合に浮かぶ島。イオニア諸島に属す。中心地はキティラ。古代ギリシャ時代、美と愛の女神アフロディテ信仰の地として知ら...
き‐ふく【帰服/帰伏】
[名](スル)心を寄せてつき従うこと。支配下に入ること。服従。帰順。「あっぱれ上人やとて、—し奉る僧俗も」〈菊池寛・頸縊り上人〉
きも‐いり【肝煎り/肝入り】
1 双方の間を取りもって心を砕き世話を焼くこと。また、その人。「新聞社の—で30年ぶりの対面がかなう」 2 江戸幕府の職名。同職中の支配役・世話役。高家肝煎・寄合肝煎など。 3 江戸時代、村役人...
きゅうしゅう‐せいばつ【九州征伐】
天正15年(1587)豊臣秀吉が島津氏を征服した戦い。秀吉は大友・島津両氏の抗争の調停に入り、休戦を拒否した島津義久を倒し、九州全土を支配下におさめた。