な‐ぬし【名主】
1 ⇒みょうしゅ(名主) 2 江戸時代、地方(じかた)三役の一。領主の下で村政を担当した村の長。主として関東での呼称で、関西では庄屋、東北では肝煎(きもいり)と称した。 3 江戸時代、町役人の一...
ナフプリオン【Nafplion/Ναύπλιον】
ギリシャ、ペロポネソス半島北東部にある都市。アルゴリコス湾に面する港があり、東ローマ帝国やベネチア共和国の支配の下、何度も要塞化され、パラミディ要塞やアクロナフプリア要塞が残っている。1828年...
ナポリ【Napoli】
イタリア南西部、ティレニア海に臨む港湾都市。近くにカプリ島・ベズビオ火山があり、風光明媚な観光地として知られる。前600年ごろ、ギリシャの植民市として建設され、ネアポリス(新市)とよばれた。ロー...
ナポリ‐おうこく【ナポリ王国】
13世紀からイタリア半島南部にあった王国。1435年シチリア王国と合体。1713年以来オーストリア・スペイン・フランスの支配下におかれた。1815年再びシチリア王国と合体し、1860年ガリバルデ...
なら‐ぶぎょう【奈良奉行】
江戸幕府の職名。遠国奉行の一。奈良の市政や寺社を管掌した。老中の支配下で、京都所司代の指揮を受けた。
なん‐えつ【南越】
古代中国の国名。前207年、秦の南海郡尉趙佗(ちょうだ)が建国。都は番禺(ばんぐう)(現在の広州)。現在の福建・広東省からベトナム北部を支配して南海貿易の利を独占したが、前111年、漢の武帝に...
ナンガ‐パルバット【Nanga Parbat】
カシミール地方、パキスタン支配地域にあるヒマラヤ山脈西部の高峰。標高8125メートル。1895年の登高の試み以来、多くの犠牲者を出し、魔の山とよばれた。1953年にドイツ‐オーストリア隊が初登頂...
なん‐じん【南人】
1 南部に住む人。南方の人。 2 中国の金・元代、滅亡した宋の支配下にあった住民の呼称。特に元代には、元に最後に服属した南宋の住民をさし、最も冷遇された。
なんぶ‐せんべい【南部煎餅】
水溶き小麦粉を焼き固めた煎餅の一。青森県東部から岩手県北部の南部氏旧支配地域の特産。生地に甘味を加え、ごまや落花生を入れて円形に焼いたものが多い。
なんぼくちょう‐せいじゅんろん【南北朝正閏論】
南朝と北朝のどちらを正統とするかについての論争。「神皇正統記」や「大日本史」以来の経緯があるが、明治44年(1911)両朝を対等とした国定教科書の記述が問題化し、執筆者の文部省編修官喜田貞吉が休...