ほうしゃ‐ねんだい【放射年代】
⇒絶対年代
ほうしゃ‐ねんだいそくてい【放射年代測定】
天然に存在する放射性同位体が一定の割合で崩壊する性質を利用し、それらを含むものが形成された年代を測定すること。動植物の遺体や考古学試料などに含まれる炭素14を用いる放射性炭素年代測定法、岩石・鉱...
ほうしゃ‐のう【放射能】
放射線を出す性質、または能力。ある種の原子核は自発的に壊れてα線、β線、γ線などの放射線を放出し、別の安定した原子核に変化する。この性質を放射能、また放射能をもつ原子核を放射性核種という。放射能...
ほうしゃのう‐おせん【放射能汚染】
水爆や核実験、原子力施設などから放出される放射性物質によって、環境や生体・器物が不必要な放射線を受け、汚されること。
ほうしゃのうじょきょ‐フィルター【放射能除去フィルター】
原子力発電所の原子炉格納器からガスを外部に排出する際に、排気中の放射性物質を低減する装置。
ほうしゃのう‐せん【放射能泉】
泉質の一。ラジウムやラドンなどの放射性元素を多く含む温泉。代謝機能を促進し、高血圧症・婦人病などに効く。
ほうしゃのう‐ひょうしき【放射能標識】
1 放射性物質や放射線の発生装置を使用する区域、また放射性物質を保管する容器などに掲示・付与される産業安全標識。黄色地に紫または黒の三つ葉を配したものが用いられる。三つの葉はそれぞれ、アルファ線...
ほうしゃのう‐へいこう【放射能平衡】
⇒放射平衡2
ほうしゃのう‐りょう【放射能量】
放射能の強さ。単位にベクレルを用いて表す。
ほうしゃ‐へいこう【放射平衡】
1 ある物体において、放射によるエネルギーの流出と流入とが釣り合っている状態。輻射平衡。 2 放射性元素の崩壊の系列で、新しく生じる核種の生成速度と消滅速度とが釣り合っていること。放射能平衡。