おどきめどき【男どき女どき】
向田邦子の小説集。昭和57年(1982)刊行。前年に航空機事故により急逝した著者の遺作となった作品集で、「小説新潮」誌に連載中だった短編小説4編を収める。
おもい‐わ・ぶ【思ひ侘ぶ】
[動バ上二]思い悲しむ。思い煩う。「塵泥(ちりひぢ)の数にもあらぬ我故に—・ぶらむ妹(いも)が悲しさ」〈万・三七二七〉
かい‐しゅん【懐春】
《古代、中国では婚姻の時期を仲春(陰暦2月)に定めていたところから》年ごろになって春情を抱くこと。異性を思うようになること。特に、女子にいう。「—の年紀(としごろ)なるも、家訓甚だ、厳正なるが故...
かいじょう‐ほけん【海上保険】
船舶の沈没・座礁・衝突・火災・盗難など、航海に関する事故によって船舶・積み荷に生じる損害の塡補(てんぽ)を目的とする損害保険。
かくちょうたんぽ‐とくやく【拡張担保特約】
火災保険などで、基本契約で除外されている事故による損害を補償するため、約款に定める担保範囲を拡張して個々の契約者の需要に合った保険契約を提供することを目的として設けられた特約の総称。風災および雹...
かくねんりょうがんゆう‐ぶっしつ【核燃料含有物質】
原子炉の過酷事故により生じる、核燃料を含む物質。炉心の破片、エアロゾル化した放射性物質、燃料のかたまりを含む溶岩状の物質(LFCM)など。FCM(fuel containing material)。
かけ‐すて【掛(け)捨て】
《「かけずて」とも》 1 無尽・保険などで、掛け金を期限まで続けず、中途でやめること。 2 損害保険などで、保険期間中に対象となる事故にあわない場合、満期になっても掛け金は戻らないこと。「—の火...
かげんてき‐さんだんろんぽう【仮言的三段論法】
論理学で、三段論法の一。大前提が仮言的判断で、小前提と結論とが定言的判断となる。例えば、「もし乱開発が進めば自然が失われる」「乱開発が進んでいる」故に「自然が失われている」の類。また、両前提・結...
かしつ‐わりあい【過失割合】
交通事故において、事故を起こした当事者どうしの過失の割合を数値化したもの。過去の裁判の判例をもとにおおよその基準があり、保険会社が示談交渉を進める際に利用される。
かじだいこうひよう‐ほけんきん【家事代行費用保険金】
搭乗者傷害保険の特約で、家事従事者が事故によって入院した場合、家政婦などを雇う費用を補償する保険金。