いち‐じ【一次】
1 第1回。1番目。最初。「—募集」「第—越冬隊」 2 いちばん大切であること。根本的な事柄。「—史料」 3 数学で、式・関数などの未知数の最高次数が1であること。「—方程式」
いちたいいち‐たいおう【一対一対応】
数学で、集合Mから集合Nへの写像fによって、集合Mの異なる要素に対して集合Nの異なる要素が必ず対応するとき、この写像fを1対1対応であるという。
いっぱん‐きんこうりろん【一般均衡理論】
関連するすべての市場における需給の同時的な均衡の成立や条件を数学的に分析しようとする理論。フランスのワルラスによって創始され、ローザンヌ学派によって展開された。
イデアルのぶんかいについて【イデアルの分解について】
京都出身の数学者、園正造による論文。昭和7年(1932)発表。
イプシロン【Ε/ε/epsilon】
1 〈Ε・ε〉ギリシャ文字の第5字。エプシロン。 2 〈ε〉数学で、零に近い任意の微少量。
⇒イプシロンロケット
いんきさんか【因帰算歌】
江戸時代の数学者、今村知商の著作。寛永17年(1640)刊行。算術を和歌や長歌の形式で記したもので、日本で最初につるかめ算を扱った書物としても知られる。
インターセクション【intersection】
1 交差。交差点。 2 数学で、共通集合。
インテグレーション【integration】
《統合の意》 1 教育で、分離した教科や教材などを有機的に統合し指導すること。 2 障害をもつ児童を通常の学級で一般の児童とともに教育すること。統合教育。 3 差別を撤廃し統合すること。 4 数...
ウィルソン【Horace Wilson】
[1843〜1927]米国の教育者。英語・数学の教師として来日、第一大学区第一番中学(のちの東京大学)の生徒に野球を教えたことが日本野球の始まりといわれる。
ウィーナー‐かてい【ウィーナー過程】
米国の数学者N=ウィーナーが考案した時間的に連続な確率過程。ブラウン運動の数学的モデルであるほか、熱力学の拡散過程、電子工学のノイズ理論、金融工学のブラックショールズの方程式など、純粋数学・応用...