おさ・える【押(さ)える/抑える】
[動ア下一][文]おさ・ふ[ハ下二] 1 ㋐物が動かないように、押しつけて力を加える。「手で着物の裾を—・える」「文鎮で紙を—・える」 ㋑出入り口に手などを押し当てておおう。「傷口を—・える」「...
おしゅん‐でんべえ【お俊伝兵衛】
浄瑠璃「近頃河原達引(ちかごろかわらのたてひき)」などの主人公の男女の名。恋敵の官左衛門を刺殺した井筒屋伝兵衛は、相愛の遊女お俊と心中に赴く。実在については諸説がある。
おじけ‐だ・つ【怖気立つ】
[動タ五(四)]恐怖心が生じる。おじけづく。「敵の気迫に—・つ」
おそ・う【襲う】
[動ワ五(ハ四)] 1 不意に攻めかかる。不意に危害を加える。襲撃する。「敵を—・う」「寝込みを—・う」「暴漢に—・われる」 2 不意にやって来る。急におしかける。「新婚家庭を—・う」「清い香り...
おち‐い・る【陥る/落(ち)入る】
[動ラ五(四)] 1 落ちて中に入る。はまる。「深みに—・る」 2 望ましくない状態になる。「重態に—・る」「ジレンマに—・る」 3 相手の策謀にはまりこむ。計略にかかる。「敵の術中に—・る」 ...
おっ‐すが・う【追っ縋ふ】
[動ハ四]《「おいすがう」の音変化》追いすがる。「逃ぐる敵に—・うて」〈太平記・八〉
お‐てき【御敵】
「敵4」に同じ。「殿達は三人わたしが—はどれぢゃえ」〈浄・女楠〉
男(おとこ)は敷居(しきい)を跨(また)げば七人(しちにん)の敵(てき)がある
男は社会に出て活動するようになると、多くの敵と出会うということのたとえ。
おどり‐こ・む【躍り込む】
[動マ五(四)] 1 勢いよく飛び込む。「敵陣に—・む」 2 強盗に入る。「屋根から—・む衆ぢゃないか」〈滑・膝栗毛・七〉
おびき‐い・れる【誘き入れる】
[動ラ下一][文]おびきい・る[ラ下二]だましてさそい入れる。「敵を難所に—・れる」