かんしゃく‐すじ【癇癪筋】
1 癇癪を起こしたときにこめかみなどに浮き出る血管の筋。 2 歌舞伎の隈取(くまど)りの一。癇癪を起こしている形相を表す。時代物の立敵(たてがたき)などに用いる。癇癪隈。
かん‐じゃ【間者】
敵方のようすをひそかに探る者。間諜(かんちょう)。スパイ。「他領に—を放つ」
かん‐せん【酣戦】
戦いの真っ盛り。敵味方が入り乱れて戦うこと。「勇将—の状、人をしてこれを回憶するごとに、血気奮興し」〈中村訳・西国立志編〉
かんそく‐ききゅう【観測気球】
1 高空の大気の状態を調べるために打ち上げる気球。 2 敵地の偵察や砲弾の着弾状態などを観測するために上げる気球。 3 世論や相手の反応などを探るために、わざと流す情報や声明。バロンデッセ。
かんたいかん‐ミサイル【艦対艦ミサイル】
艦艇から発射して、敵の艦艇を攻撃するミサイル。艦対艦誘導弾。
かん‐ちょう【間諜】
ひそかに敵のようすを探って味方に報告する者。間者。スパイ。
款(かん)を通(つう)・ず
《「北史」盧柔伝から》交わりを親しくする。転じて、敵に内通する。「長州に—・ずる者ならんとの嫌疑を以て」〈福沢・福翁百話〉
カーテル‐せん【カーテル船】
《cartelは捕虜交換協定書の意》戦時に捕虜の交換、敵との公の通信の輸送、軍使の派遣など、交戦国間の交通に用いられる船舶。
カーテン‐ウォール【curtain wall】
1 建築物で、構造上の荷重を支えない壁。総ガラスの壁やパネルの外壁など。帳壁。 2 西洋の中世城郭で、敵の侵入を防ぐため、特に高く築いた城壁。
がい‐こう【外寇】
国外から敵が攻めてくること。また、その軍勢。「応永の—」