こ‐し【顧視】
[名](スル)振り返って見ること。かえりみること。「(敵兵ハ)ただ左往右往して我が軍人を—せり」〈独歩・愛弟通信〉
腰(こし)が折(お)・れる
邪魔が入り、途中でやめになる。「刀の詮議で水責めの—・れた」〈伎・幼稚子敵討〉
こ‐じょう【孤城】
1 ただ一つぽつんと建っている城。 2 敵に囲まれて、孤立している城。
こ‐ぜき【小関】
敵の出入りを防ぐ小さい関所。「大関—ほりきって」〈平家・四〉
こちんと◦来(く)る
反射的に軽い敵意を覚えさせられる。癪(しゃく)にさわる。「あの言い方には—◦来る」
こ‐てき【故敵/古敵】
古くからの敵。「是は山門の—、時の侍所なれば、是を討留めよ」〈太平記・三二〉
ことば‐の‐はり【言葉の針】
言葉の中にこめられた悪意や敵意。「仁者を貶(さみ)する—」〈浄・浦島年代記〉
こば・む【拒む】
[動マ五(四)] 1 相手の要求・依頼などをはねつける。受け入れをかたく断る。拒否する。「立ち退きを—・む」「申し出を—・む」 2 進んでくるものを通さないように押さえとどめる。はばむ。「敵の侵...
コムセック【COMSEC】
《communications security》軍事用語で、通信保全。通信が敵に漏れるのを防ぐこと。
こも・る【籠もる/隠る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐中に入ったまま外に出ないでいる。引きこもる。「山に—・る」「書斎に—・って執筆する」 ㋑外とのつながりを断って、中に深く入り込む。閉じこもる。「自分の殻に—・る」「陰(い...