なり‐こま【成(り)駒】
将棋で、敵陣に入って成った駒。→成る9
なわ‐め【縄目】
1 縄の結び目。「—をほどく」 2 土器などの表面に縄を押し付けて作った模様。 3 敵などにつかまって縄で縛られること。「—に掛かる」
なん‐せい【南征】
南方に行くこと。南方の敵を征伐すること。
なん‐だち【汝達】
[代]《古くは「なむたち」》二人称の人代名詞。なんじたち。おまえたち。「—が戦ひて敵を殺すは、大の功なり」〈塵袋〉
なん‐てき【難敵】
勝つことが困難な敵。手ごわい相手。「—を下す」「—を屠(ほふ)る」
煮(に)え湯(ゆ)を飲(の)ま・す
信用している人を裏切ってひどい目にあわせる。「腹心の部下に—・される」 [補説]文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、「煮え湯を飲まされる」を、本来の意味とされる「信頼してい...
に‐おう【仁王/二王】
寺門の左右にあって、その忿怒(ふんぬ)の形相で仏敵を払う守護神。ふつう二神一対で、一体は口を開いた阿形(あぎょう)、もう一体は口を閉じた吽形(うんぎょう)とする。金剛力士。
にく‐だん【肉弾】
兵士が弾丸の代わりとして敵陣に突入すること。 [補説]日露戦争を描いた桜井忠温の戦記文学「肉弾」からできた語。
にくだん‐せん【肉弾戦】
1 肉体を弾丸の代わりとして、敵陣に突入して行う戦い。兵士が直接ぶつかって戦うさまをいう。 2 (比喩的に)格闘技・フットボールの試合などで、選手が互いにぶつかりながら競技するさまをいう。
にく‐はく【肉薄/肉迫】
[名](スル) 1 身をもって敵地などに迫ること。「敵の本拠に—する」 2 競争などで、すぐ近くまで追い迫ること。「首位に—する」 3 鋭く問い詰めること。「議会が政府に—する」