そではぎさいもん【袖萩祭文】
浄瑠璃「奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)」の三段目切(きり)の通称。雪中、娘お君に手を引かれて、父母の住む門口にたどり着いた盲人の袖萩が、祭文にことよせて切々と思いを述べる。
から‐しょうもん【空証文】
⇒そらしょうもん(空証文)
そら‐しょうもん【空証文】
いつわりの証文。
そら‐ぜいもん【空誓文】
《「そらせいもん」とも》「空起請(そらぎしょう)」に同じ。「但しは当座まかなひに金取りだましの—か」〈浄・氷の朔日〉
ぞく‐ぶん【俗文】
1 日常的な言葉を用いた文章。 2 内容の卑俗な文。
たいら‐の‐さだふん【平貞文】
[?〜923]平安時代の歌人。名は「さだふみ」とも。平貞文家歌合を主催、歌は「古今和歌集」以下の勅撰集に26首。「平中(へいちゅう)」の称で知られ、「平中物語」の主人公、好色の美男子と伝えられる...
たかさしね‐ちゅうもん【高指(し)値注文】
株や商品取引などで、顧客が、高い値を指定して買い注文をすること。短期売買で相場全体が上昇しているような場合、指し値で取引できないことが予想されるようなときに、強気な取引として行われる。また、この...
たかはしうじぶみ【高橋氏文】
奈良時代の古記録。朝廷の内膳司に仕えた高橋氏が、安曇(あずみ)氏との勢力争いをめぐり、自家の優位を示すために延暦8年(789)朝廷に提出した家記とこれを裁定した同12年の太政官符。逸文として伝わる。
たっし‐ぶみ【達し文】
「達し書き」に同じ。
たつ‐ぶん【達文】
1 理路整然として、意味のよく通る文章。伝えようとすることが、よくわかる文章。 2 生き生きとした文章。達者に書かれた文章。