うわ‐ぶみ【上文】
手紙の上書き。「—に、西山よりと書いたるを」〈かげろふ・中〉
うんき‐もん【雲気文】
中国で、戦国・漢時代にみられる文様。空中に充満する気を表すC字形と弧線の連続した図案。流気文。
えい‐さくぶん【英作文】
英語で文章を作ること。また、その文章。英作。
えい‐ぶん【英文】
1 英語で書かれた文章。「—講読」 2 「英米文学」「英米文学科」の略。「—専攻」
えこう‐もん【回向文】
日常の勤行(ごんぎょう)や法会(ほうえ)の終わりに、修めた功徳を一切衆生(いっさいしゅじょう)に振り向けるために唱える願いの経文。ふつう偈頌(げじゅ)または陀羅尼(だらに)を唱える。回向偈(えこ...
え‐もん【衣紋/衣文】
1 衣服を形よく、着崩れしないように着ること。また、そのための着用のしかた。 2 和服の襟の、胸で合わせる部分。「—を合わせる」「抜き—」 3 衣服。身なり。 4 人物画や彫像における衣装のひだ...
えんぶん【延文】
南北朝時代、北朝の後光厳天皇の時の年号。1356年3月28日〜1361年3月29日。
えん‐ぶん【艶文】
恋文。艶書。つやぶみ。
えん‐ぶん【衍文】
文章の中に誤ってさしはさまれた不要の文句。
おいのこぶみ【笈の小文】
江戸中期の俳諧紀行。1冊。松尾芭蕉著。宝永6年(1709)刊。貞享4年(1687)10月に江戸を出立し、尾張・伊賀・伊勢・大和・紀伊を経て、須磨・明石を遊覧した時の紀行。卯辰(うたつ)紀行。芳野紀行。