ふ【斧】
[人名用漢字] [音]フ(呉)(漢) [訓]おの よき 大型のおの。「斧鉞(ふえつ)・斧斤(ふきん)・斧鑿(ふさく)・斧正/石斧・雷斧」 [難読]手斧(ちょうな)
おの‐いし【斧石】
⇒ふせき(斧石)
ふ‐せき【斧石】
カルシウム・マンガン・鉄・アルミニウム・硼素(ほうそ)などを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。斧(おの)の刃のような鋭い縁をもつ結晶。三斜晶系。褐色で、ガラス光沢がある。おのいし。
おのあし‐るい【斧足類】
⇒ふそくるい(斧足類)
ふへき‐しゅん【斧劈皴】
山水画における皴法(しゅんぽう)の一。鋭い側筆で、斧(おの)で割ったように峻厳(しゅんげん)な山肌や岩面を表すもの。
ふゆ‐こだち【冬木立】
冬の落葉した木々。《季 冬》「斧(おの)入れて香におどろくや—/蕪村」
ふる【柯/柲】
斧(おの)の柄(え)。〈和名抄〉
ほと‐ほと
[副]戸などをたたく音や、斧(おの)で木を切る音などを表す語。「父が—と扉をたたいて」〈康成・青い海黒い海〉 「宮造る飛騨の匠の手斧(てをの)音—しかるめをも見しかな」〈拾遺・雑恋〉 [名]...
ほどほど・し【程程し】
[形シク]時がたって久しい。「なげきこる人入る山の斧(をの)の柄の—・しくもなりにけるかな」〈拾遺・恋四〉
まさかり【鉞】
1 伐木用大形の斧(おの)。古くは武器・刑具にも用いられた。 2 紋所の名。1を図案化したもの。